住岡夜晃著 讃嘆の詩・上下巻

定価 各1200円+税

●上巻●若人よ一道にあれ
激動と悲劇の20世紀前半に、強い民族的危機感を抱き、親鸞聖人を師と仰いで、そのこころをたずねつつ、懸命に生ききった一人の宗教家の「詩」。永遠の輝きを放つ、この香り高き親鸞讃歌は、今もなお多くの人の心をつかみ、一生の燈火となっている。
―本書は、“いかに生きるか”に悩む若き世代に向けて再編集された求道の書である。
 仏はいずこに生きるのか
   仏はだれに生きるのか
 仏はいつ生きるのか
   今
   ここで
   汝のうえに
 仏生き給うことに徹底せよ
   今日の生活をぬきにして
   いずれの所に宗教があろう
      (「第一章」より)

●下巻●一生を貫く一つの言葉
史上、類を見ない豊かな社会を築き上げたわが国であるが、行き詰って自死した人が過去3年間で10万人を越えた。こんな悲劇が渦巻いている今こそ、親鸞聖人を師と仰ぎ、その心をたずねつつ、懸命に生ききった一人の宗教家の「詩」を、本願の宗教を力強く詠った生命の「言葉」を、しっかりと噛みしめたい。闇夜に一波上げて月の光を捉えんが如くに!
 暗深くして光弥々輝き
   業苦重くして
   大悲弥々深し
 永劫流転の子は今
   流転のままに
   大悲のみ胸に帰る
 我計らわずして 自然に
   無量寿の会座にあり
   み名のみ実在します
   恩徳のみ全し
 五体投地してみ光にゆだぬ
      (「第二章」より)