小さきは小さきままに(写真) 信心の再興

〈蓮如「御文」の本義〉  
    
         
     池田勇諦著 

      定価 2000円+税



 
“蓮如さん”“御文さん”と親しまれてきている蓮如上人の御文も、近代に入って厳しい評価や批判もうけている。本書は、いま御文から何を学ばねばならないか、御文が現代におくるメッセージは何か。改めて蓮如魂を聞き直していく。


●著者・本文より
蓮如上人と私どもとは五百年という時代の隔たりをもちながらも、連よ上人が終生の課題とされた浄土真宗の伝持、すなわち追体験という一点はそのまま時代をこ越えて共通性をもつと言わねばなりません。四半世紀を越えた同朋会運動の原点も実に浄土真宗の現代の場での追体験にあったはずです。ならば蓮如上人に今日学ぶ意味というものも、現代に真の僧伽を回復する一点であり、その意味で同朋会運動の大きな節目に立つ現時点において、その原点に立ち返る指針とすべきではないかと存じます。