宗像 充著

『街から反戦の声が消えるとき』

〈立川反戦ビラ入れ弾圧事件〉 四六判並製・240頁 定価1300円+税


たくさんの雑誌や新聞で取り上げられました!

言論の自由が保証される社会を!

2005年12月9日、控訴審判決で逆転有罪!!

自衛隊官舎の郵便受けに、イラクは件反対のビラを配布したのは違法かどうかが問われた立川ビラまき訴訟。市民団体の三人は一審では無罪とされたが、控訴審判決はこれを覆し有罪とした。3人は支持者とともに立川市内で集会を開き、「今後の反戦運動にも悪影響があり、不当な判決だ」と訴えた。(朝日新聞2005/12/10)全文はこちら

内側から壊れてゆく社会
(森達也・図書新聞

人間であり続けるために
(斎藤貴男・サンデー毎日)

現代日本の暗部を露呈する記録と証言!
(成澤宗男・週刊金曜日)

ある朝突然・・・
(水田ふう・インパクション)

弾圧の記録残したい
(東京新聞


ビラ入れで何で捕まるの?
2004年2月27日、市民団体のメンバー3人が逮捕された。防衛庁官舎に「イラクへの自衛隊派遣反対」のビラを配布したことが「住居侵入罪」にあたるという。一審で無罪判決は出たものの、地検は直ちに控訴した。この事実は何を意味するのだろうか?
今、まさに言論の自由が問われている!

 ぼくらは自分の考え方の正しさを信じて、口に出して言ってみるけれど、その考えが正しいと認められるかは、自分で決められるとは限らない。議論したり、けんかしたり、傷つけたり傷つけられたりしながら、前に進んだり、折り合いをつけたりする。
 だからと言って、ぼくは、自分とは違う考えの人を牢屋にぶち込もうとはしないし、その善悪の判断を、警察や検察や、そして裁判所つまり国に譲り渡そうとも思わない。
 直接相手と意見を交換する、それが同じ市民どうしの関係のはずだ。
                           (著者・本文より)
「街から反戦の声が消えるとき」の著作者、宗像充さんは若いフリーのライターで、テント村の3人とも交流があり、彼らの逮捕直後から救援に携った人です。警察による弾圧など経験したことのない若い人の感性で、今回の救援の過程を極めて細かに記述しています。75日間も逮捕、拘留されていたメンバーの獄中の話しも、現在の社会状況を反映するものであり大変興味深いものがあります。
 出版が昨年12月の無罪判決を勝ち取った直後だけに、よくこんな短期間にこれだけのものをまとめたものだと感心しました。救援会のメンバーが書いた本で内情がよく分かるだけに、公安警察もよく読んでいるかもしれません。しかし、権力者に読まれる以上に多くの普通の人々に読んでもらい、控訴審裁判に勝利するための力を増やしたいものです。
(立川市議会議員 大沢ゆたかさんHPより)
 
ビラ入れを「住居侵入」とされ、逮捕・起訴されるなどという、恐ろしい弾圧が行われているのが今現在の時代。
それでも、声をあげることの大切さを改めて実感しました。表現の自由を守ることの大切さを。
 一日で読みきってしまえるほど読みやすい文体で、小説かと思うほど「ストーリー性」のある書き方をしてありますが、これはフィクションでなく、ほんとうのコトなのですね…。
 「しっかりと今の世の中について考えなくては」「できる何かを、小さくてもやらなくては」という気持ちにさせる一冊です。
読みやすいので、一回目は一日で読みきったけど、じっくり何度も読み返そうと思います。
(k.ネコノさん・Amazonレビューより)

「ビラ入れで何で捕まるの?」。イラク反戦の市民団体メンバー3人が令状逮捕された。「立川・反戦ビラ入れ弾圧事件」はまだ記憶に新しいが、この事件に関する本は、なぜか書店の「テロ・コーナー」に積まれている。
 この「街から反戟の声が消えるとき」は、著者が立川・反戦ビラ弾圧救援会のメンバーであり、初めて経験する救援会活動をとおしてのルポである。もちろん逮捕された3人も「まさか」の逮捕にびっくり仰天。勾留、取り調べ、釈放、裁判、そして「無罪」判決へ。不当弾圧と闘うそれぞれが、多くの支援に支えられながら強くなっていく、実感のこもった内容。
 基地の街で30年にわたり反戦・反基地・平和を掲げる小さな市民団体が、これまでつづけてきた「ビラ入れ」が一夜にして弾圧の対象にされた。時代は確実に「戦時下」へ。
 著者はいう「自衛官を対話のできない特別の存在にしてはならないし、ぼくらはその手段を手放してはならない」と。今まさに言論の自由が問われている。
 
 (MT・解放新聞より)

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