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千代泰之著『やさしい風になれたら』
四六判上製 208頁・定価1800円+税 |
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人が生きる意味って何だろう?
19歳でオートバイ事故に遭って首の骨を折り、絶望の淵に立った著者が、16年間の車椅子生活の中で、生きる喜びを、自分の存在価値を見出した。
朝日新聞、毎日新聞、下野新聞、テレビ・ラジオ等でも大きく紹介されました。
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僕の存在価値って? (本文より)
ある日、友達が僕を救ってくれました。友達は僕にこんなことを言ってくれました。 「千代さんの笑顔が元気をくれる」 重い障害を持っている僕が笑顔で頑張っていると、友達は自分の悩みなど小さく思え、「千代さんががんばっているのだから、負けずに頑張ろう」と元気が出ると言うのです。 僕はうれしくてうれしくて、生きていて良かったと心の底から思い、冷えきっていた心が温まるのを感じました。 |
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●オートバイ事故で四肢の自由を奪われた若者が生きる勇気を見いだす物語。
自分の存在価値って何だろう。誰もが持つ疑問への一つの答がある。 著者は、1966年栃木県大田原市生まれ。19歳の時、当時住んでいた埼玉県大宮市(現さいたま市)で交通事故にあい、首を骨折した。 緊急種實。リハビリ。かすかな望みにすがっての渡米。世界でも五本の指にも入るほどの脳外科医の手術を受けたが、全身麻痺という後遺症は回復することなく、一生車椅子の生活を強いられる身体になってしまった。 「働けず、ただベッドの上で呼吸をしているだけの僕の存在価値って何だろう」。そのつらさ、悲しみ、孤独は、恐怖感を伴うほど深刻だった。 自分の人生は終わったに等しい、と考えた彼は生きる張りを失い、何の希望もない年月をおくったという。そんな彼の心を救ったのは「千代さんの笑顔が元気をくれる」という友人の言葉だった。 「僕も少しは人の役にたっていたのですよね。僕は身体が不自由になってしまいましたが、その代わりに、人を元気にさせたり、やさしい気持ちにさせたりする力を授かったのですよね」 こうして生きる勇気を得て、自信とプライドを取り戻した彼は、両親、愛犬、親友、そのほか大勢の人への感謝の気持ちを込めて文章をつづった。それが、この本となった。 私たちにも、生きる意味を問いかけてくる。そんな迫力に満ちている。 (すたんぴーど 2002年9月号より) |
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○千代さんの本は心のクスリ!
私は自分に素直に生きようと思いました。 千代泰之さんの『やさしい風になれたら』『僕も恋していいの?』を読んで、大ファンになってしまいました。 職場での人間関係、意見の食い違いなどで時々へとへとに疲れることがあります。そんなとき、千代さんの本を読むと、自分に自信を持とう! 人は外見じゃない。心の持ち方なんだと思うようになりました。 本は心のクスリと言いますが、私はわりと無口の性格のようです。 人との争いはしたくない、人に嫌われる言葉は言いたくない! と自分を抑えて働いています。 一日の終わりは、読書をしなければ眠れないのです。 私は「本」は、著者の人柄だと思います。千代さんの人に対するやさしい気持ち、相手を気遣う言葉遣い、自分の心を明るくし続けようという態度が、とても心強いなあ、と思いました。 私は、この言葉にジーンと来ました。 「幸せは障害の有無ではないということ、そして、幸せは本人の気持ち次第でつかめるということです。 腰をいためてつらい思いをされましたが、それによって感じたことは、とても貴重なことですよね。僕は障害者になってしまいましたが、それによって感じたこと、発見したことがたくさんあります。だからこそ今、自分は幸せなんだと感じることができるんだと思います」 そうですよね……千代さんは、とてもつらい胸の苦しい思いをされましたが、平凡で、何の不安もな不足もない生活をされていたなら、とても人をおもいやったり人の苦しさ、悲しさを分かってあげることなんてできっこないと思います。 私は千代さんを尊敬します。 これからもずっと千代泰之さんの著書を「心のクスリ」にして生きていきたいと思います。 千代さんの本をもっともっと! 3冊目、4冊目と出版してほしいです。 よろしくお願いします。 (兵庫県Kさん/読者感想文より) |
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著者略歴 千代泰之(ちよ やすゆき)
1966年7月26日、栃木県大田原市に生まれる。 |
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