千代泰之著『僕も恋していいの?』
四六判上製 216頁・定価1800円+税 
「障害者になって、恋愛をあきらめていましたが、実は逃げていただけで、本当は恋愛をしたかったのです」

頑張っている人がそばにいると自分も頑張れるでしょう!? この本はそんなふうにいつもそばにいて欲しい、元気をくれる友達のような本です。
(女優・白石マル美〈オビより〉)

 僕は人からよく「強い」と言われます。重い障害を背負いながらも笑顔で頑張っている姿が強く見えるのかもしれません。しかし、本当はちっとも強くなんかありません。
 今では障害を受け入れることができましたので、毎日を楽しく過ごすことができます。障害を受け入れることができたことを強いと言うのであれば、そうかもしれませんが、僕は未だに将来のことを考えると、不安でも夜も眠れなくなります。未だに強がることで悩みや不安と闘っているのです。                             (著者・本文より)
千代泰之さん(37)は、19歳の時、交通事故に遭い手足の自由を奪われた。それ以来、「身障者の僕が女性を幸せにすることは出来ない」と、ずっと恋愛することをあきらめてきた。そんなある日、看護師さんが諭してくれた。「障害があるから女性を幸せに出来ないという考え方は間違っている。女の人だって男の人を幸せにしたいと思う気持ちは同じだよ」 千代さんは「看護師さんから『障害があっても恋愛していいんだよ』という言葉に、一面に花が咲いたような喜びを感じた。周囲に恋愛すると宣言した」。         Yahooニュース(栃木・毎日 2004.7.13)

事故後の恋愛や苦悩などをテーマに執筆。千代さんは「自分の生きた証を残したいと書き続けました。障害の有無で、人の幸せは決まりません」と話す。文章は2000年頃から書き始め、2002年には1作目『やさしい風になれたら』を出版。
「勇気づけられた」と反響を呼び、現在までに約3000通の手紙やメールが届いた。今回は、前作の出版を通して体験した出会いや日々の生活での苦労、悩みながら前向きに生きていくさまなどを、ありのままに書きつづった。 
下野新聞(2004.6.27)

「障害者でないと経験できないこともある。その気持ちを健常者に伝えたい」との思いから執筆。最初は車いす姿を他人に見られることに抵抗を感じて外出を控えていたが、治療のため滞在した米国の西海岸で、見ず知らずの女の子など誰もが気軽に「ハーイ」と話しかけてくれ、外出が楽しみになったことなどを記している。
 ところが日本に帰った後、千代さんは再び家に閉じこもることに。「日本での人の目は、アメリカのものとは違い過ぎました。日本では目を合わせても、何か悪いものでも見たかのように目を背けられてしまったり」したという。
 そうした体験を経た上で、千代さんは障害者の恋愛というテーマに踏み込んで言及。「障害があっても恋愛していいんだ」と確信していく心の進展を記している。
東京新聞(2004.07.22)


<愛読者カードより>
千代さんの本は、人をやさしい気持ちにさせてくれます。私事ですが、仕事や人間関係でイライラする時には、この本で元気をもらいます。
お母さんを大切に、いつまでもいつまでも元気をくれる本を書いて下さい。
(栃木県 ○○さん)
僕は以前「ひきこもり」になり、人の目が怖くて外に出るのがこわくなり、結局人より4年も遅れて大学生をやっています。今でも人間関係を築くのは下手ですが、いずれは恋の素晴らしさも知って、千代さんのようにどん底から這い上がっていくサクセスストーリーを本にしたいと思っています。
この本は、そんな僕にとっていいおてほんのような本でした。
(奈良県 Y・Oさん)
とっても読みやすくって、挿絵もほのぼのとしていて、良かったと思います。
私は、今、闘病中で入院中。病気はそれぞれ違うけれど、病気に鳴って、出会えた人が、もう何人もいるし、「退院して外で会いたいよね」なんて話したりもします。
孝久君が千代さんに言ってた「近い将来に必ず治る日が来る」、そう信じて私も頑張ろうと思います。
ありがとうございました。
(栃木県 O・Iさん)
人生いろいろ……人生ドラマの主役、ギャラのない主役、いいえ、ギャラよりも、もっと素晴らしい何かをつかんで歩まれている文面にお会いし、同年代の子どもを持つ親として勘当いたしました。ありがとうございました。
いろいろな障害をお持ちの方々とお会いしても、峠を乗り越えた方は本当に強いですね。もし行けましたら、講演をお聴きしたいと思っております。お会いできることを祈りつつ。
(奈良県 F・Mさん)
1冊目も好評発売中!!

千代泰之著『やさしい風になれたら』
四六判上製 208頁・定価1800円+税

人が生きる意味って何だろう?
しあわせって何だろう?19歳でオートバイ事故に遭って首の骨を折り、絶望の淵に立った著者が、16年間の車椅子生活の中で、生きる喜びを、自分の存在価値を見出した。

 朝日新聞、毎日新聞、下野新聞、テレビ・ラジオ等でも大きく紹介されました。

著者略歴 千代泰之

1966年7月26日、栃木県大田原市に生まれる。
1986年2月6日、埼玉県大宮市(現さいたま市)でオートバイ事故のため四肢麻痺(第五、第六頚髄損傷)となる。日本での治療・リハビリ後、アメリカに渡って治療を試みるが失敗に終り、車椅子での生活を送っている。
2002年5月29日、『やさしい風になれたら』(樹心社)を出版。
現在は、自宅での執筆活動を中心に、日本全国で講演活動を行っている。
E-mail    davidson@io.ocn.ne.jp
HP 
http://www7.ocn.ne.jp/~davidson/

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