われも六字のうちにこそ住め~信心をたまわりて生きる~/西光義秀

「南無阿弥陀仏」の六字を称えるのは、阿弥陀様の「称えてくれよ!」という願いによって突き動かされている行為であり、この六字のお念仏を称えれば仏様のおこころに包まれる。
「念仏」とは? 「信心」とは? を釈迦、法然・親鸞聖人等に問い、自らに問いかけながら綴る「お育て」の書。
(四六上製/本体¥2000+税)

「文化時報」(2012年12月17日)書評記事より
布教師として活躍する著者が2009年に開設し、多くの読者の支持を集める法話主体のブログを一冊にまとめた。これまでに著者が聞いてきた仏法を自らのうちで噛みしめ表した言葉は、親しみやすさと勢いを持ち、何度も読ませる文章となっている。
南無阿弥陀仏のこころ、求道の歩み、称名念仏とともに生きる、の3章に、プロローグとエピローグを加えた全五章は、仏道を歩むとは何か、聴聞とは何か、そして念仏とともに生きる人生とは、と問い続ける著者の気づきがやわらかな言葉でつづられる。その内容は、蓮如上人の歌よりとられたタイトルの通り、「念仏のうちに住みたい」と願いつつも難しいと悩む人々にとって多くの示唆に富む。
「阿弥陀さまのお慈悲を聞くのは易き道と思ったけれど、そう簡単には聞けない。阿弥陀さまのお慈悲が無理難題なのではなく、聞く側がお慈悲を真受けすることができないだけのこと」と述べる著者の言葉に耳を傾け、“ひっかかる”箇所を何度も読み直して、心のうちに照射してみてほしい。

【著者】
1955年、奈良県に生まれる。龍谷大学大学院博士課程社会学専攻修了。
龍谷大学講師、九州龍谷短期大学教授を経て、築地本願寺に奉職。
現在、浄土真宗本願寺派萬行寺住職、本願寺派布教使。

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